小説『ほどなく、お別れです』(著・長月天音)感想
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大学生の清水美空は、東京スカイツリーの近くにある葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている。坂東会館には“訳あり”の葬儀ばかり担当する漆原という男性スタッフがいた。漆原は、亡くなった人と、遺族の思いを繋ごうと心を尽くす葬祭ディレクターだった。「決して希望のない仕事ではないのです。大切なご家族を失くし、大変な状況に置かれたご遺族が、初めに接するのが我々です。一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです」。大反響を呼んだグリーフケア小説、待望の文庫化。
book
感想
葬儀屋を舞台としたお仕事小説。
「葬儀」に関わるのは人生で何回あるだろう。
この小説は葬儀屋側の人間が見えてくる。
葬儀屋側から見たご遺族たちが見えてくる。
「もし」の時。私は彼らのような人たちに担当してほしい。と思うお話たちでした。
漫画→小説の順番で読みましたが、漫画ではボロ泣きでした。小説ではより理解を深められました。
小説から漫画におこした込由野しほ 先生には脱帽です。
小説がさらに透明感のあるお話に仕上がっていると思います!!
映画化
2026年2月6日 上映開始!
キャスト
- 浜辺美波(清水美空)
- 目黒蓮(漆原礼二)
マンガ
作画・込由野しほ
「マンガワン」で最新話読めます!!
ネタバレ
見送りの場所①
故人;51歳男性
漆原さんと里美さんとの出会い、始まり
故人は過激なやり方で人を驚かせたかった方。
死後、「痛快だ」と笑っている
真面目で 控えめな性格。
要領が悪くで 職場になじめず、
転職を繰り返した。最後はなかなか仕事に就けずに、
世間から必要とされない人間だと思い詰めてしまった。最期くらい
大勢の人の注目を集めることをしたいと、まさにひと花 咲かせたわけだ。
今までの悔しさを
覚悟に変えたんだよ。恐怖も痛みも凌駕するほどの
思いだったんだね。
見送りの場所②
故人;柳沢玲子さん と 産前の赤ちゃん
妊婦さん。不慮の事故で亡くなってしまった
美空が漆原さんと一緒に仕事をする前のお話。
案内係をしていた美空の前に、妊婦の女性がいつの間にか立っていた。
「荷物を持ってほしい」と頼まれ、一緒に会場に向かっている途中でその妊婦さんは消えてしまう…
おわりに
故人の想いも遺族の想いも汲み上げてくれる
とても素晴らしいお話たちです


