天狐編 第2弾!!
少年陰陽師 第10巻
(2024/12/14 11:31:37時点 楽天市場調べ-詳細)
時は平安。大切な相棒・もっくんと共に戻ってきた、大陰陽師安倍晴明の後継・昌浩。そんな二人を待っていたのは、彰子の異母姉妹である中宮・章子に忍び寄る影の存在と、祖父晴明が倒れたという、衝撃の知らせだったーー!!
晴明を襲う謎の妖と章子をつけ狙う怪僧とが手を結び、強大な敵となって立ちふさがる。昌浩に、そして晴明に迫りくる、命の危機ーー。絶好調・少年陰陽師”天狐編”!!bookより
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時は平安。相棒の物の怪とともに都に戻ってきた、大陰陽師・安倍晴明の末の孫・昌浩。だが、失われた『眼』の力は房らないままだった。一方、都では、彰子の異母姉妹である中宮・章子が病に倒れ、中宮の平癒祈願に向かった晴明が、玄い影に襲われるという非常の事態が起きていた。昌浩は中宮の里内裏である土御門殿を訪れるが、そこには謎の怪僧が待ち受けていた!?大人気の見習い陰陽師物語「天狐の章」第2弾、登場。
bookより
『光の導を指し示せ』感想
成親 vs 祖父
読みやすさ
ドキドキ
ニヤニヤ
昌浩の異変にこれからどうなるのか、晴明の命の刻限が迫ってるとか!とてもドキドキする展開になってきております!!
そして、とうとう安倍家(実家)で預かっている彰子が、外に出ている安倍家の者に見つかってしまいました!
ここでの成親 vs 晴明 の対決はニヤニヤしてしまいます。
父親や、祖父に似ている。という描写は何度もで出来ますが、「母に似ている」とはなかなか出てきませんね。安倍家の晴明の血はそれほど濃いのか、、、、
それとも、狐の血が濃いのか、、、、
気になるところです 笑
いつか読んでいて役に立つかも?
キーワードになるかも?
(今の時点では分かりません!すみません!土下座!!)
のつけた項目は話の中で答えの出だものです!
3巻までに気になったところです
- 今まで見たことのない類の、でも元からこの国にいる妖(大土蜘蛛)の出現。異邦の妖を狩っている巨大百足が西の方から現れる
- 恐るべき『 闇 』が胎動。
「闇が覚醒する前に異邦の妖(=窮奇)を殲滅しなくてはならない」と教えてくれた?
⬇︎
異邦の妖のせいで、
大蜘蛛、大百足は、道返の守護妖
「胎動の激しさ」=「黄泉の扉が開こうとしている」こと
4巻で気になったところです
- 風音の目的
- 道反の巫女 晴明は風音に似た面差しの人を知っている ➡︎
- 国の大事が起こるとき、塚が鳴動すると言われてる 『将軍塚が鳴動した』:
- 大百足の言葉
『胎動が強まった』
『時は少ない。阻まねばならぬ』
『日の沈む地。闇より深い根の国。目覚めさせてはならぬのだーーー』
⬇︎
「黄泉の扉が開こうとしている」こと
「黄泉の扉を開こうと画策している者」= 智鋪の宮司
5巻で気になったところです
- 智鋪の宮司が岦斎の亡骸を憑代にしていた 風音の話していた鴉の声の主は、晴明の死んだ友・榎岦斎のものだった ➡︎
宗主の目的 ➡︎ 黄泉の軍勢を完全に召喚する こと
風音の目的 ➡︎ 黄泉に落とされた母をこの世に呼び戻すこと
風音の目的は、宗主と呼ばれる者の目的?
彼女=道反の巫女
風音に似た面差しの彼女は、行方知れず
6巻で気になったところ
- 父じゃなかった
岦斎が死んだのは50年前。風音の見た目の年齢は20代
風音の父は、榎岦斎? ➡︎ - 憑代を移してで生き延びている?! 宗主は50余年前に死んだはず、、、、➡︎
- 道反の巫女の耳飾り 風音の持っている勾玉は、
- 智鋪の宮司は、智鋪地神という独自の神を祀る一派。道反の封印を砕こうと画策している者
7巻で気になったところ
- 「智鋪」=「道敷」?
- 道敷を崇める者が智鋪の宮司?
- 黄泉の扉を開くことは神代からの悲願?
- 巫女は「道敷」について知っている?
- 宗主は本当に死んだのか????
- 六合に紅い勾玉を託した意味は?
9巻で気になったところ
- 祠を開けるように促した人物?
- 祠に封じた傲狼の仇敵・晶霞は何者?
- 昌浩が祠を封じていた石に触れたときに生じた、仄白い炎とは?白い炎とは?
- 晶霞のいう「厄介なこと」とは?
- 道反の聖域への言伝とは?
『光の導を指し示せ』ネタバレ
北辰に従う星の翳り
兄・昌親に昌浩の『目』が失われたことを手紙で知らされます。
その知らせに昌親は悲嘆しました。昌親は、自分と昌浩の陰陽師としての天性の才能の立っている場所が違うことを自覚していて、自分の見鬼の才を、昌浩に移し替えられないかと考えています
祖父は人の寿命を交換させることもできるから、それも可能だろうと、、、、
でも祖父がやらないことも確信していました
昌親は、父に星図に不穏な兆しがあったことを伝える
北辰を囲む星のうちのひとつの星が、不穏に翳った
数日後、卯月の上旬に予定されてた藤壺の中宮の参内が、取り止めになります
「……北辰に従う星が、翳りを帯びた、か…」
中宮章子に忍び寄る影がある。道長にでなく、中宮本人に向けられたもの。
それを見たのは、孫の昌親
昌親は安部家の中でも相当鋭い観察眼を持っている者が見た星図です
神をも巻きこみ、星をも動かす天賦の才
彰子、雑鬼たちに土御門殿にいる章子が「病がち」とはじめて聞かされた
雑鬼たちは知っていた。彰子と章子が姉妹だということを。藤原の見鬼のすごい姫が入内するはずだったのに、土御門殿にいる姫に見鬼がある様子が見られない。でも安部家にいる姫はすごい見鬼を持っている。
都の雑鬼たちは皆知っている。知らぬは人間ばかり
彰子は、章子の病は「自分の身代わりに入内されたことにより、その代償で成ってしまったのではないか」と晴明に聞きます。が晴明は「彰子の星は北辰のそばから動き、章子の星が北辰のそばで主軸とし始めている」ことを伝えました
晴明は章子は彰子に万が一のことがあった時の、時が用意した命だったのではないかと想っていました。それは昌浩が生まれたことで書き換えられた星図
晴明の不調
晴明、左胸に突き刺すような痛み
土御門に向かう途中、同行している青龍が何か気配に気づきますが、遠のいていきます
妖は晴明を見ていた。
妖は、出雲に昌浩がいたことを知っていて、晴明が昌浩より濃い血族とわかった。
そして、土御門にひそむ冥く澱む気配に、使えそうだと思った
墨染の僧衣
僧衣の憎悪は土御門に向いていた
妖は晴明を狙っている?
僧衣は藤原一門を狙っている
妖の黒い髪が、僧衣の法力を増幅させ、力を貸します
晴明にも視線を感じます
その時に体の芯を貫き、全身を駆け巡る白い閃光
晴明は倒れそうになるが、青龍が受け止めます。本当はそのまま安部邸に連れて帰りたいが、今いる場所は土御門殿。ここで晴明が消えると「神隠し」だの「妖」だの騒ぎになってしまうから、仕方なく晴明を横たえ、青龍は晴明のそばにいます
玄い影が澱んでいることに青龍が気づきます
晴明は、倒れてから次の日の夕方に目を覚ましました
晴明が倒れた後の感じた「玄い影」を青龍は報告します。そして青龍は昌浩のために力を使わないで欲しい、と願います。それは十二神将全員の願いでもありました
聖域からの預かり物
卯月の半ば 出雲国
六合と玄武は、道反の巫女により使わされてきた巨大蜥蜴に出迎えてもらいました
聖域の中は、汚していた瘴気は浄化されていました
玄武は気になる建物について聞くと、守護妖・百足が六合に殺気を放っていましたが、冷静に話を進めます
建物は風音が育った宮で、今はその宮で風音が静かに眠っています
六合と玄武は、道反の巫女と会談を経て、巫女から預かったものを持って都へ帰りました
距離
太陰は前ほど騰蛇を怖くない。でも記憶を無くす前の騰蛇とも微妙に雰囲気を違う。
昌浩の肩に乗っていない。ことが原因か?
昌浩は、戻った記憶の他に何か足りないものを感じている。それが何かが分からない
「物の怪」と言っても、即座の言い返しがないのも気になってました
紅蓮の中の記憶。神殺しの刃で貫かれたところまで。でも昌浩の目が『視』えなくなったのは自分のせいだというのは、分かっていました
都に帰り、紅蓮は晴明に知っていることを聞きましたが、それも全てではなかった
紅蓮はその夜に貴船で高龗神に「昌浩の力を戻すことはできないのか」と懇願します。ですが、高龗神は「そのために更なる代償を用意を」と要求され、紅蓮にはそれができませんでした
高龗神はこれから起こるであろう悲劇を防ぎ、守ることを紅蓮たちに示唆します
紅蓮は昌浩のために力を貸し、心を砕きたいのに、昌浩の必要なものを与えられないことに心を痛めます。そんな紅蓮に勾陳は
「どうしても力が足りないと思うなら 手を貸せと、言えばいい」
と声をかけます
紅蓮は昌浩との距離に悩んでいました。この救われてしまった命に、昌浩のそばにいる価値があるのかと、、、、
晶霞と高淤
謎の女・晶霞と高淤の神は旧知の仲
晶霞は高尾の神に頼みます
「これから何が起こっても、手出しをしないでもらいたい」
と。晶霞は厄介なことが起こり、
晶霞のいう「奴」が、眷属が見つけたこと。出雲で眷属の末裔が目に留まったこと。そして、ここまで遡り、その血族に辿り着いてしまうこと。
成親 vs 晴明
都に帰って、陰陽寮で会った敏次に晴明がひと月前に倒れたことを教えてもらい、昌浩成親、紅蓮勾陳は息をも忘れるほど動揺してしまいます
そのまま晴明の様子を見に、成親も安部邸に向かった時に彰子と出会ってしまいました
成親は冷静に、祖父晴明に少女彰子の存在を聞きます。その返答に晴明は
「成親よ、誰しもひとつやふたつみっつやよっつは人に知られたくない秘密というものを持っているものではないか?」
その答えに成親は
「いつつもむっつもななつもやっつも持っているおじい様に言われたくはないけど、そうですね。(中略)」
と応戦。でも成親は都の雑鬼の話と義父と一緒に東三条殿の宴に参加した時に、幼い彰子の顔を遠目だが見たことがあり、安部家にいる少女と顔立ちが似ていると暗に伝えます
観念した晴明は
「……少し色褪せた藤の花だ。大切に大切に、咲かせつづけなければならん」
と白状しました。成親はその答えに納得し、家に帰りました
昌浩は急に晴明と対面することになり、緊張しますが晴明は(昌浩の)祖母のことを話に出し、昌浩は晴明に謝ることができました
昌浩の変化
昌浩は帰って早々の出仕はなく、祖父晴明に感じた視線について調べます。そして、彰子のお願いもありました
「土御門殿にいる藤壺の中宮のことが心配だから、何もないように守ってあげて」
と、、、、
昌浩の中でも警鐘鳴っていました。
土御門殿へ行くと、睦月に遭遇した怪僧がいました
昌浩たちは怪僧の結界に取り込まれてしまいます
昌浩と紅蓮、勾陳は怪僧に追い込まれてしまいます。紅蓮と勾陳は理を犯そうとした時、昌浩の中で仄白い炎が燃えます
夜中に起きた晴明
晴明の中で昌浩の危機を胸の奥で感知します
昌浩の中の血が、晴明の中の血を呼んでいました
昌浩の危機に晴明が駆けつけると、黒髪の男に遭遇します
黒髪は晴明に
「我らと同じ血を持つ、人との合いの子よ。お前の血ならば、必ずや奴も引き寄せられるはず」
「我らの地は同族の危機を察知すると騒ぎ立てる。あの子どもの命が危うくなれば、お前が必ず出てくるはずだったからなぁ」
と、伝えます。黒髪の男は怪僧を使い、昌浩を危機にさらし、晴明をおびきだしたのです。そして黒髪の目的は「奴」と言われる人物でした
黒髪の男は十二神将青龍を圧倒しました
晴明の身の内の激痛を耐えている時、白銀の髪の女性が晴明を守りました
黒髪 = 天狐凌壽
白銀の髪 = 天狐晶霞
2人の正体がわかりました
昌浩は「視」えなくなっていたはずなのに視えていました
昌浩の豹変に怪僧も紅蓮も勾陳も驚いていました
昌浩は怪僧を追い詰めますが、波動に苦しめられます
昌浩の危機に六合と玄武が駆けつけ、道反の巫女から預かった出雲石の丸玉を昌浩に渡します。それを受け取った途端に、昌浩の中の炎が静まり、見鬼の才が復活しました
そっくりの面影
怪僧が去った後、昌浩は土御門殿の中で、土の中に埋め込まれていたいくつかの髪を浄化しに回りました
土御門の中の人たちは、意識を失っていましたが、その中の章子だけが目を覚ましました。外から声がして外を覗くと少年がいました
昌浩も建物の方で人が動く気配がして、そちらに目を向けた時、驚きに目を逸らせませんでした。その人は、彰子にそっくりの少女でした
昌浩は彰子と約束した言葉を伝え、去っていきます
おわりに
いつか読んでいて役に立つかも?
キーワードになるかも?
(今の時点では分かりません!すみません!土下座!!)
のつけた項目は話の中で答えの出だものです!
3巻までに気になったところです
- 今まで見たことのない類の、でも元からこの国にいる妖(大土蜘蛛)の出現。異邦の妖を狩っている巨大百足が西の方から現れる
- 恐るべき『 闇 』が胎動。
「闇が覚醒する前に異邦の妖(=窮奇)を殲滅しなくてはならない」と教えてくれた?
⬇︎
異邦の妖のせいで、
大蜘蛛、大百足は、道返の守護妖
「胎動の激しさ」=「黄泉の扉が開こうとしている」こと
4巻で気になったところです
- 風音の目的
- 道反の巫女 晴明は風音に似た面差しの人を知っている ➡︎
- 国の大事が起こるとき、塚が鳴動すると言われてる 『将軍塚が鳴動した』:
- 大百足の言葉
『胎動が強まった』
『時は少ない。阻まねばならぬ』
『日の沈む地。闇より深い根の国。目覚めさせてはならぬのだーーー』
⬇︎
「黄泉の扉が開こうとしている」こと
「黄泉の扉を開こうと画策している者」= 智鋪の宮司
5巻で気になったところです
- 智鋪の宮司が岦斎の亡骸を憑代にしていた 風音の話していた鴉の声の主は、晴明の死んだ友・榎岦斎のものだった ➡︎
宗主の目的 ➡︎ 黄泉の軍勢を完全に召喚する こと
風音の目的 ➡︎ 黄泉に落とされた母をこの世に呼び戻すこと
風音の目的は、宗主と呼ばれる者の目的?
彼女=道反の巫女
風音に似た面差しの彼女は、行方知れず
6巻で気になったところ
- 父じゃなかった
岦斎が死んだのは50年前。風音の見た目の年齢は20代
風音の父は、榎岦斎? ➡︎ - 憑代を移してで生き延びている?! 宗主は50余年前に死んだはず、、、、➡︎
- 道反の巫女の耳飾り 風音の持っている勾玉は、
- 智鋪の宮司は、智鋪地神という独自の神を祀る一派。道反の封印を砕こうと画策している者
7巻で気になったところ
- 「智鋪」=「道敷」?
- 道敷を崇める者が智鋪の宮司?
- 黄泉の扉を開くことは神代からの悲願?
- 巫女は「道敷」について知っている?
- 宗主は本当に死んだのか????
- 六合に紅い勾玉を託した意味は?
※8巻は番外編の『うつつの夢に鎮めの歌を』です
9巻で気になったところ
- 祠を開けるように促した人物?
- 祠に封じた傲狼の仇敵・晶霞は何者? ➡︎天狐
- 昌浩が祠を封じていた石に触れたときに生じた、仄白い炎とは?白い炎とは? ➡︎天狐の力
- 晶霞のいう「厄介なこと」とは?
- 道反の聖域への言伝とは? ➡︎昌浩の天狐の力を鎮めるための丸玉の用意
10巻で気になったところ
- 六合の持っている勾玉。紅みが増しているように玄武には見えた。六合の感情に反映している?
- (青龍曰くの)晴明は下手に放っておくとそれはそれでいろいろ厄介な事態に巻き込まれ、あるいは引き起こして、重大事件に発展し命がけになることもままある。それは、晴明の妻若菜が存命で子どもたちが生まれる前の、信州の一件の折りもそうだった。の、信州の事件とは?
- 晶霞は、苦労して都から目をそらさしていた?高淤の神はその理由を知っている?
- 高淤の神の言うこれから起こる悲劇とは?
- 守護妖・百足の殺気の理由は?
風音は、聖域の殯の宮で眠っている