風音編 第4弾
風音編クライマックス!!!!
少年陰陽師 第7巻
(2024/11/20 23:41:22時点 楽天市場調べ-詳細)
時は平安。晴明の後継・昌浩は、重い運命の選択を迫られる。読みの封印をとくための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼にとりこまれてしまった。封印を守るために紅蓮を殺すか、何もできずに黄泉の軍勢が人を滅ぼすのを見ているか……⁉︎
失いたくないと、心の一番奥が叫んでいる。けれどーーー。逡巡の果て、昌浩は一つ決意を胸に、宗主が潜む出雲国へと出立した! シリーズ”風音編”、激情のクライマックス!!bookより
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時は平安。安倍晴明の末孫で見習い陰陽師の昌浩は、黄泉の封印を守るため都を奔走していた。だが、晴明の式神・紅蓮(相棒の物の怪)の魂が、封印を解く鍵として、屍鬼に取り込まれてしまう。昌浩は封印を守るため、紅蓮を自ら手にかけるしかないのか!?高淤の神から借りた神殺しの力・白い焔を手に、昌浩は封印を解かんとする宗主が潜む出雲の国へと出立するがー!?大人気の陰陽師物語、風音編、激動のクライマックス。
bookより
『少年陰陽師』感想 今までの疑問
おもしろさ
悲しい
昌浩が悲しい決断をします
その悲しさは次巻の本編まで続きますが、その無垢な健気さも
少年陰陽師の魅力です
いつか読んでいて役に立つかも?
キーワードになるかも?
(今の時点では分かりません!すみません!土下座!!)
3巻までに気になったところです
- 今まで見たことのない類の、でも元からこの国にいる妖(大土蜘蛛)の出現。異邦の妖を狩っている
- 巨大百足が西の方から現れる
異邦の妖のせいで、恐るべき『 闇 』が胎動。
「闇が覚醒する前に異邦の妖(=窮奇)を殲滅しなくてはならない」と教えてくれた?
⬇︎
大蜘蛛、大百足は、道返の守護妖
「胎動の激しさ」=「黄泉の扉が開こうとしている」こと
- 彰子と蛍を見に行く約束をする
4巻で気になったところです
- 風音の目的
- 晴明は風音に似た面差しの人を知っている
- 『将軍塚が鳴動した』:国の大事が起こるとき、塚が鳴動すると言われてる
- 大百足の言葉
『胎動が強まった』
『時は少ない。阻まねばならぬ』
『日の沈む地。闇より深い根の国。目覚めさせてはならぬのだーーー』
⬇︎
「黄泉の扉が開こうとしている」こと
「黄泉の扉を開こうと画策している者」= 智鋪の宮司
5巻で気になったところです
- 風音の話していた鴉の声の主は、晴明の死んだ友・榎岦斎のものだった
- 風音の目的は、宗主と呼ばれる者の目的?
宗主の目的 ➡︎ 黄泉の軍勢を完全に召喚する こと
風音の目的 ➡︎ 黄泉に落とされた母をこの世に呼び戻すこと - 風音に似た面差しの彼女は、行方知れず
彼女=道反の巫女
6巻で気になったところ
- 風音の父は、榎岦斎?
岦斎が死んだのは50年前。風音の見た目の年齢は20代 - 宗主は50余年前に死んだはず、、、、
- 風音の持っている勾玉は、道反の巫女の耳飾り
- 智鋪の宮司は、智鋪地神という独自の神を祀る一派。道反の封印を砕こうと画策している者
『焔の刃を研ぎ澄ませ』ネタバレ
高淤の神からの選択、昌浩の選択
高淤の神は、黄泉の封印を守るために昌浩に選択を迫ります
封印を守るために
- 十二神将・騰蛇を殺すか
- 何もできずに黄泉の軍勢が人間を滅ぼすのを見ているか
14歳の昌浩には「相棒の紅蓮、1人を失う」か「全人間を失う」かの選択です
どちらも大切です。大切な紅蓮、家族、お世話になった人、、、、
どちらを選ぶなんて昌浩にはできませんでしたが、決断した昌浩に高淤の神はもう一つの選択を掲示します
「もし、お前がいまの騰蛇を望むなら」
「お前の命と引き換えに、騰蛇を返してやろう」
昌浩は、迷わずその選択をします
そして、戻ってきた紅蓮がいなくなった昌浩を探さないために晴明に頼んで、昌浩の存在をみんなの記憶の中から消す、ことを頼みます
藤原道長からの手紙
晴明の元に、道長からの手紙が届きました
全国に点在する左大臣家の荘園。そのうちの山陰地方、出雲国。半島から内陸に広がる左大臣家所有する一角。入海から内陸にかけての里で、不穏が生じている。
その地域一帯に、「智鋪社」という、独自の神を信仰する一派が、十五年ほど前に発生し、徐々に広がっているという。人々はその社の頂点に立つ老人を崇め奉っている。信者たちがから「宗主」と呼ばれているその老人は、死に瀕した病人を全快させ、さらには溺れて死んだ子どもを蘇らせるなど奇跡を起こした。雨の少ない年の夏には雷を呼んだともいう。
晴明はこの手紙の内容の「智鋪社」は、『宗主』と関係があるとすぐに見抜きます
そして一緒にいた風音と宗主の関係はわかりませんでしたが、風音は行方不明の道反の巫女の耳飾りを持っていて、顔立ちもそっくりです
晴明は、風音は宗主に利用されているのではないかと推測します
そして2人の居場所は出雲国、東出雲の意宇郡。
晴明は、道長の荘園へ陰陽師を派遣するのに、孫の成親と昌浩を指名し、使いに出します。
というのは表向きで2人は別行動で、朔の日の夜に昌浩は十二神将・太陰の風で出雲方の道反の地に向かい、黄泉の封印を守りに行きます
朔の日
この日は、天照大御神と月読命の神の加護が、地上から完全に消える夜
50年前、黄泉の扉の封印を破ろうとした時も朔の日だった
風音と六合の名
風音は、嵬の誘導で眠り続けている母・道反の巫女のもとへたどり着きます
そして、母は黄泉に落ちてなかったこと、父は岦斎では無かったことを知り、自分の過去を思い出します
風音は嵬の力で、智鋪の結界の外へ飛ばされますが、追手の化け物の触手に身体を貫通されてしまいます
その直後に昌浩たちと出くわし、風音は十二神将・六合の腕の中で亡くなってしまいます。
息を引き取る前、六合は晴明からもらった名前を風音に教えます。その名前は晴明以外の誰も知らない、「彩煇」という名を風音だけに教えます
彩煇
夜明けの光によく似たその双眸になぞられて、あの、地上のすべてにぬくもりを与える、穏やかな煇きのようであれ。
六合は晴明と合流したの後、宗主と退治し、宗主が入っていた亡骸は崩れ落ちました
道反の巫女
道反の巫女は長い眠りから目覚めました
50年前、智鋪の宮司に唆されて巫女を扉の外へ誘き寄せ、黄泉の封印を解こうと画策した宮司と対峙し、巫女の力で宮司を倒しましたが、倒されたのは憑代でした
巫女は宮司を倒し、回復のために眠りにつきましたが、憑代を変えた宮司により、長い長い眠りについていました
目覚めた先には、亡くなった娘と娘の守護を任せていた鴉・嵬でした
風音と嵬の身は聖域に移され、風音の持っていた紅い勾玉は守護妖・大百足により六合の手に渡りました
軻遇突智の焔 と 焔の刃
昌浩は高淤の神から借りた軻遇突智の焔を使うために、十二神将・朱雀の焔の刃で騰蛇に憑いた屍鬼を討ちます
軻遇突智の焔
神殺しの神の焔。高龗神が天より大和に降りた時、父なる神から託されたもの。形のない焔で、神の魂はこの焔に焼かれれば消える。
焔の刃
十二神将・朱雀の大太刀で、神殺しの焔の刃。この刃に貫かれれば、神将は魂を焼かれて浄化される。
そして昌浩は新しい十二神将・騰蛇が誕生する前に、高淤の神が掲示した最後の選択をします
若菜
昌浩は、川岸の側で女の人と出逢います
その女の人は1人で、暗い川岸で人を待っていると教えてくれました
女の人の待っている人は、
自分勝手で、頑固で、意固地で、偏屈で、どうしようもない人。
我が儘で、どうしようもない人なのに、それでも愛しいと思う人
ものすごく繊細で寂しがり屋で、それをおもてに出せない不器用な人
と、昌浩に惚気ます
昌浩は何かを感じたのか、名前を聞きますが、女の人は昌浩の持っているものに気づき昌浩に教えます
彰子に持っててもらったはずの、匂袋でした
昌浩は匂袋を見た瞬間、涙が溢れ、女の人が昌浩の名前を呼んで背中を押してくれました
その人は昌浩のおばあ様でした
戻ってきた昌浩
昌浩と紅蓮は戻ってきました
でも、茵に寝ている昌浩の姿を見ても紅蓮は、誰だか分からず、、、、どうして白い物の怪の姿をしているのか分からず、記憶を失っていました
おわりに
いつか読んでいて役に立つかも?
キーワードになるかも?
(今の時点では分かりません!すみません!土下座!!)
3巻までに気になったところです
- 今まで見たことのない類の、でも元からこの国にいる妖(大土蜘蛛)の出現。異邦の妖を狩っている
- 巨大百足が西の方から現れる
異邦の妖のせいで、恐るべき『 闇 』が胎動。
「闇が覚醒する前に異邦の妖(=窮奇)を殲滅しなくてはならない」と教えてくれた?
⬇︎
大蜘蛛、大百足は、道返の守護妖
「胎動の激しさ」=「黄泉の扉が開こうとしている」こと
4巻で気になったところです
- 風音の目的
- 晴明は風音に似た面差しの人を知っている
- 『将軍塚が鳴動した』:国の大事が起こるとき、塚が鳴動すると言われてる
- 大百足の言葉
『胎動が強まった』
『時は少ない。阻まねばならぬ』
『日の沈む地。闇より深い根の国。目覚めさせてはならぬのだーーー』
⬇︎
「黄泉の扉が開こうとしている」こと
「黄泉の扉を開こうと画策している者」= 智鋪の宮司
5巻で気になったところです
- 風音の話していた鴉の声の主は、晴明の死んだ友・榎岦斎のものだった
- 風音の目的は、宗主と呼ばれる者の目的?
宗主の目的 ➡︎ 黄泉の軍勢を完全に召喚する こと
風音の目的 ➡︎ 黄泉に落とされた母をこの世に呼び戻すこと - 風音に似た面差しの彼女は、行方知れず
彼女=道反の巫女
6巻で気になったところ
- 風音の父は、榎岦斎? ➡︎父じゃなかった
岦斎が死んだのは50年前。風音の見た目の年齢は20代 - 宗主は50余年前に死んだはず、、、、➡︎憑代を移してで生き延びている?!
- 風音の持っている勾玉は、道反の巫女の耳飾り
- 智鋪の宮司は、智鋪地神という独自の神を祀る一派。道反の封印を砕こうと画策している者
7巻で気になったところ
- 「智鋪」=「道敷」?
- 道敷を崇める者が智鋪の宮司?
- 黄泉の扉を開くことは神代からの悲願?
- 巫女は「道敷」について知っている?
- 宗主は本当に死んだのか????
- 六合に紅い勾玉を託した意味は?
まだまだ謎が残っているように思います。
そしてそれは道敷編に繋がっていたのか、、、、
気になります