とんがり帽子のアトリエ(著・白浜鴎)登場人物たち
とんがり帽子
- とんがり帽子:魔法使いの証であり、誇り。魔法を悪用しないために、頭にはめる枷でもある。帽子を被っているかぎる、その重みを忘れてはダメ。
- ルール:顔が隠れる「つば」をつけてはならない。頭頂部が隠れる円錐が好ましい
- 魔法:世界に溢れていて、生活を豊かにしてくれる。なくてはならない便利な奇跡
- 魔法は道具にかける
- 魔法をかけられるのは魔法使いだけ
- ただの人間は魔法使いになれない
- ※魔法をかける間、その姿は、普通の人間に見られてはいけない
- 魔法は「かける」のではなく、「描く」
- 特別な「魔の墨」決められた「まほうじん」。それさえあれば誰にでも使えてしまう、魔法使いたちの「絶対の秘密」
- 魔描の杖:いわゆるふつうのツケペン。魔墨をつけて使う。ペン先は頻繁に交換する
- 魔墨:「樹血」という特殊な墨で作ったインク。これ以外の墨では魔法は発動しない
- 魔円手帳:手の平にはめて使える魔法陣用の手帳。隠れてこっそり描きたいときに便利。書き溜めておく人もいる
- 樹血の杖:「樹血」を固めたもの。木や石に直接描くのに適しているが、こすると消えてしまう
- 魔材すりばち:特殊な魔法を描くときに魔墨に混ぜる材料をすりつぶすために使う
- 魔染めの染料:魔墨の効果を強化するための混ぜ物
- 普通の人間に知られたら、記憶を消さなくてはならない
- 「見張りの眼」:郊外の小さなアトリエは、閉鎖的になりがちだから、何か問題があった時それが隠匿されないように、もう一人別の大人の魔法使い「見張りの眼」を滞在する決まりがある
銀葉樹
- 銀葉樹から魔墨が作られる
- 銀葉樹の死んだ枝は黒く染まる。そもままだと、樹にも人にも毒だが、湯に溶かして余分な水分を取り除けば、魔墨の原液になる
- 不思議なことに、他の樹からは魔墨は採れない
- 遠い昔、銀葉樹が魔法使いに恋をしたという伝説もある。血を魔墨、枝を杖として差し出して…
大講堂
- 「海の底」にある、魔法使い達の本拠地。必要なものは全て揃っている
- 力のある魔法使い達が集う魔法機関
魔警騎士団(通称:魔警団)
- 禁止魔法を見たら通報する先
- 「結託の日」に定められた掟に従い、禁止魔法に手を出した者や、魔法の秘密に触れた者の記憶を消し去る「魔法を守る魔法使い」達
- 彼らは、規則で動き情を持たず例外を許さない
- 白銀色の拘束旗
- 緋色のマントにはねつき帽子
図書の塔
- 知の保管のため、魔法に関するすべての書籍が書かれた瞬間に、図書の塔で複製される。
- 4人の司書に守られている
- 塔に行くには、司書の試練に合格しなければならない
泥森の街カルン
- カルンは、キーフリーのアトリエの近くで一番大きな魔法使いの街
- 河中州の一角は対岸の泥森に住むモグラヘビから街を守るために、魔法使いが建てた見張りの塔からできた島
- 魔法使いが集まってアトリエ街になった
- 未だに橋も架けられていない
星の剣
- キーフリーの行きつけの魔材屋さん
- 店主:ノルノア
- 休みだと扉が消える
五芒星試験
三賢者様が「みんなが受けたがるような外の世界の冒険にした」のが今の試験
先に進むごとに、魔法でできる仕事、許される範囲が増えていく
許しを貰いて 弟子となり
忠義を示して 師と歩む
其の道正しくば 鍵を得て
望みを叶えて 一人立つ
教示を与えるのは 汝
第1の試験 王の許し
- 最初の試験
- 合格→師を選んで弟子となる
- 持っていけるのは3つの魔法器と魔材だけ
- 誰の助けも借りずにダダ山脈の頂上へ辿り着き、そこに群生する王冠草を取ってくること
- この試験を受けられるのは一度きり
- ダダ山脈は、ココが試験を受けた時期が一年で一番標高が高く、試験をする時期には不向き
- ダダ山脈は、大昔に描かれた魔法(戦魔法)で、山が空中に浮いている。
- 王冠草は、ダダ山脈にしか生えていない
第2の試験 騎士の忠誠
- 合格→人前で魔法が使える
第3の試験 門番の問い
- 合格→図書の塔に挑める
第4の試験 女王の祝福
- 合格→一人前と認められ、師の元を卒業する
- 弟子を取る気のない人はココまで
- 帽子を自分で選べるようになる
第5の試験 賢者の教示
- 合格→弟子を取ることができる
- 弟子を取る資格が欲しい人は受ける
魔法
遠い昔 魔法は特別なものではなかった。決まった図形の組み合わせと、特殊な製法の墨があれば、どこの誰でも使える…もっと身近なものだった。
でも、そのせいで何度も何度も争いが起こった。
何でも出来る力があれば、何でもするのが人間。
おぞましい魔法が、いくつも描かれた。
わずかに残った良識のある人達は、争いを拒み、「魔法使い」として結託し、人々から魔法の記憶を奪って、秘密を守れる弟子にだけ教え、伝えることをした。
「結託の日」以来、魔法は特別な人間にしか使えない力だと思わせてきた。
真実が世間に広まれば、あっという間に無法地帯に逆戻り
魔法使いは、秘密を守るために警戒している
「魔法」は、3つの要素で構成
中央を「紋」:種類で、炎・水・光・風どんな魔法になるか決まる。
四大基礎魔法
・力の紋:岩を砂へ 砂を岩へ 変かと移動を可能とする(旧・地の紋)
・水の紋:すべてを潤し、命の源を制限できる
・浮遊の紋:足を運べぬ あらゆる地への旅の不可能をなくし 進歩を生んだ(旧・風の紋)
・炎の紋:人々の剣となり、盾となった
その周りに描かれている線を「矢」:その魔法が、どんな形で現れるかと、大きさ・方向を定める
この2つの囲う円を「陣」:円で囲うことで「陣」が閉じられ、魔法が発動する
- 禁止魔法:争いの時代に描かれて、「結託の日」とともに禁じられた、人を傷つける魔法。人体そのものにかける魔法は、いかなる時も禁止。
- 記憶を消す魔法:禁止魔法の中で例外の、使える魔法
- 魔法器:魔法使い以外の者でも発動できるため世界中で重宝されているが、魔法使いにしか作ることができないので高値で売買されている。魔法使いの試験を受け、弟子になるまで魔法器を製作するのは禁止されている
- 浮水滴:空気中の水分から水を汲み出せる魔法。下の皿を傾けると注ぎ口になる
- 導きの魔針器:目的地を指し示す
- 飛靴:飛ぶ時に使う靴
- 空飛ぶ囮人形の魔法:浮遊に魔紋に踊る人形の矢を描いた魔法
- 壁崩しの魔法:ドラゴンから逃げる時に、使った魔法。描く「矢」を増やせばより細かい粉塵を作ることができる
- 繰り返しの魔法:必ず最初の魔法に戻る。テティアの空飛ぶ雲の上に乗る魔法に加えたもの「竜の砂床」
- 魔法鍋:出来立ての時間を繰り返しの魔法を使って維持している。
- 灯石道:オルーギオの代表作。石が二重になっていて、重みで魔紋と陣が重なる。ココが最初に魔法を好きななった魔法
- あわせ指輪:指輪の形をした魔法器。半円に割れた二面の陣を合わせると魔法が発動する。小型なので威力も範囲も小さい
- 水裂の魔法剣:刃に触れたあらゆる液体を切り裂くことができる。刃の表面に刻まれた模様はすべて魔法陣。海も切り裂くことができる
- 双子瓶の魔法:入れ物は2つ。中身は1つ。魔法陣が彫られた小さなガラス片が瓶に入っている。「結託の日」以来失われて久しい古き繊細な医療魔法器。
人体にかける魔法を禁止とする、三賢者の選択に
最後まで抵抗したのは、癒しのために魔法を使う善き魔法医たちだった彼らと共に記憶から失われた双子瓶の魔法は、薬の共有のために創られた医療魔法
たとえ片方が、遠く離れた地にあっても
陣が刻まれたメダルを介してその中身は共有され
必要なものが、空になることはなかったという…
- 風寄せの手:山りんごを取ろうとしたが失敗した
「知らざる者」とは
「魔法」が使えない“ふつうの人間”
「魔法使い」の秘密を知らない“ふつうの人間”
- 「秘密」を知られたら、知ってしまった記憶を消される
- ココは、記憶を消されなかった異例の存在
とんがり帽子の魔法使い
ココ
- 魔法に憧れる少女。元知らざる者。
- 仕立て屋の娘
- お父さんは病気で亡くなっている
- 得意:採寸。靴の修理(新品みたいに綺麗になる)
- 小さい頃、お城のお祭りで仮面を付けた魔法使いから「魔法の絵本」を買う
- ココが最初に魔法を好きななった魔法は、オルーギオの代表作の魔法・灯石道だった
- 魔法使い・キーフリーの魔法のかける瞬間を見てしまい、魔法の秘密を知ってしまう
- キーフリーの魔法を描くのを見て、「魔法の絵本」の魔法陣を描いてしまう。その魔法で、お母さんと家が氷漬けになってしまった
- お母さんを助けるために、魔法使いになる
- キーフリーの弟子
- アガットのルームメイト
- 最初の試験の、一年で一番標高が高い時期のダダ山脈を攻略し、王冠草を手に入れてくる
出来ないことを 出来るようにするために
助けてくれるのが、魔法だよ…!
- タータと魔法を反転させたことで、お母さんにかけた禁止魔法を反転させれば助けられるかも…と希望を見出す
フデムシ
- 筆見たいな毛を持つ小動物。魔墨の匂いに集まる習性をもつ
- 名前なし。キーフリーに「フンフン」と名付けられたが、気に入らないらしい
キーフリー
- 魔法使い
- 自分のアトリエを持ってる
- 「大講堂嫌い」「大講堂の問題児」
- つばあり帽を追っている→何かを奪われている?
- 得意:水の魔法(一番最初に上達した魔)
- 泳ぐのが苦手、水に濡れるもの嫌い、洗い物をサボるために、水の魔法が得意になった
アガット(アガット・アークロム)
- キーフリーの弟子
- ショートパーマの見習い魔法使い
- キーフリーの弟子の中で一番描ける
- ココのルームメイト
- アークロム家の一族:三賢者様が記憶を残した弟子の一人の家系。代々司書を務めている
- 「知らざる者」のココを認めていない
- 自分に出来ることが、出来ない子が嫌い。一緒にいて得るものがない。だから、知らざる者のココを認めていない
- できる喜びより、できない事への焦りに目を向けすぎている嫌いがあり、キーフリーが心配している
- やれないことが多すぎる今のままが嫌。早く全ての試験を受けて、今すぐにでも大人になりたい
- 夢?:図書の塔の司書
- 実力を証明したい「あの人」がいる
テティア
- キーフリーの弟子
- ツインテールの見習い魔法使い
- 「ありがとう」と言われるのが大好き
- 小さい頃に空飛ぶ雲に乗ってお昼寝してみたくて、いつか実現させて完成したら共有魔法にして、みんなが使える魔法を作りたい夢がある。→アガットのアイディアで繰り返しの魔法を加えて完成させた。「竜の砂床」
- 卒業後の夢↓。二つのツノのとんがり帽子をデザインしたい
卒業後、すーーーーごく 遠くまで旅をして
魔法で色んな人を助けて、世界中の言葉で「ありがとう」を聞きたい。「ありがとう」って言う人と、「ありがとう」って言われる人。
一つの魔法で、二つの幸せ!最高にハッピーでしょ?
一石二鳥
一挙両得!
「喜びはいつだってツインテール」だよ!
リチェ
- キーフリーの弟子
- サラサラロングの見習い魔法使い
- 得意:小さく魔法陣を描くこと
- 大嫌い:試験
- 誰かにやりなさいって言われて、描きたくない魔法を描くのは嫌。やりたくないことをやらなきゃいけないのが一人前の大人なら、今のままがいい
オルーギオ
- キーフリーの親友
- キーフリーのアトリエの「見張りの眼」
- 魔法器製作の締切に追われてて滅多に自分のアトリエ(橋の向こうにある)からは出てこない
- 灯石道:オルーギオの代表作。石が二重になっていて、重みで魔紋と陣が重なる。ココが最初に魔法を好きななった魔法
- いぶし針の杖:特殊なペン。魔法で先端が熱くなる杖。石や樹に魔法陣を直接焼き付けることができる
- 好き:樹蜜酒(初摘み、熟成物)
アライラ
- 魔法使い
イースヒース
- 魔警団の一人
タータ
- 「星の剣」の店主・ノルノアの孫
- 得意:杖削り。バランスを見ること
- 銀彩症:生まれつきあらゆるものが銀色におおわれて見える眼のこと。魔法使いは視力を尊ぶ風潮があり、魔法使いの世界では苦労する
- 薬草の種類さえわかれば、効果を全部覚えている
- ココが「知らざる者」だったことを知らなかった(噂では聞いていたが誰だかは知らなかった)
- ココのおかげで自分への可能性を見つけられた
- ココの杖を作る約束をする
ノルノア
- 魔材屋「星の剣」の店主
- タータの祖父
- 双子瓶の魔法器を調べた時の記憶をキーフリーに消されている?
つばあり帽
- ココに「魔法の絵本」を売った
- キーフリーやとんがり帽子の魔法使いが追っている連中の総称
- 古の時代の帽子や仮面で顔を隠し、禁止魔法を使う危険な連中
- ココがつばあり帽たちの希望?
- 魔法陣を身体に刺青にして彫り込んでいる場合もある
- 禁止魔法の体現者もいる
知らざる者
クスタス
ココのお母さん
- 仕立て屋
タナル
- ココの村の子供
おわりに

