アニメ13話 OVA2話、映画
を制覇してしまいました
それはビックリだね笑笑
どうしてまた突然に
見だしたんですか???
アニメがやっているのは
当時の2018年の頃からCMで知っていましたし
見よう見よう、と思ってたけど
CMでアニメの映像も「キレイだなぁ」と思っていたけど
なぜかなぜか、今まで見てこなかったんだけど
きっとそう言う運命だったんですね 笑
見始めたらあっという間でした(^^)
『自動手記人形(オート・メモリーズ・ドール)』その名が騒がれたのはもう随分前のこと。オーランド博士が肉声の言葉を書き記す機械を作った。当初は愛する妻のためだけに作られた機械だったが、いつしか世界に普及し、それを貸し出し提供する機関も出来た。「お客様がお望みならどこへでも駆けつけます。自動手記人形サービス、ヴァイオレット・エヴァーガーデンです」物語から飛び出してきたような格好の金髪碧眼の女は無機質な美しさのまま玲瓏な声でそう言った。
《第5回京都アニメーション大賞 初の大賞受賞作!》Amazonページ より
アニメ感想
おもしろい
切ない
泣ける泣く
アニメーション制作は京都アニメーションでした
さすが京都アニメーション!
画が細部までキレイ✨でした。
主人公ヴァイオレットの碧眼の瞳の色も潤いがあって美しいものでした
CMの感じから
真面目な主人公で、お仕事でどこかへ行くのかな?
と思っていましたけど、あながち間違っていませんでしたね
でも感動モノだとは思いませんでした。涙でテッシュが手放せないくらい、泣いてしまいました
でも泣いた原因は、ヴァイオレットに関わった人たちの物語に泣けます!!!!
素敵なお話たちです
「おもしろい」より「泣く」が先行してしまいました
人生の中で一度は感じたことのある「言えない気持ちを現したい」「感謝」と「別れ」
それを文字に起こして思いを託す、素敵なお仕事だと思いました
その勢いで、映画がまだギリギリ公開中でしたので観に行きました!!
勢いは大事ですね 笑
このお話は
主人公ヴァイオレットの成長記 の物語だな、と思いました。
成長記って表現も合っているかは分からないのですが、ヴァイオレットの芯は終始変わらなく
大きな木に、葉や花がついて、色づいていく
そんな物語でした。
自動手記人形とは
本書に出てくる手紙を代筆する職業でした
歴史ある職業なのか???、とも思いましたが
どんなにググっても「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」意外にヒットしませんでしたので、空想の職業なのかもですね
似たような職だと、スピーチライターのお仕事が似ているかも!、と思いました
実際のスピーチライターの職務内容は分かりませんが、
以前に読んだ原田ハマさんの『本日は、お日柄もよく』はスピーチライターを題材としていて、読んだときの感動を思い出されました。
感動もの
感動する内容が多かったです
手紙を代筆する、のと
スピーチライター のお仕事内容は違うかもですが、伝えたい人に気持ちを伝える手段、は似ているのではないかと思いました
本作品では、普段なかなか伝えられない気持ちを「自動手記人形」たちに気持ちを聞いてもらい、うまく汲み取ってもらい、それを文字におこす
例えば、素直になれないとき。一緒に過ごすことが難しくなったとき。ノドにつっかえた気持ちを伝えたいとき、それを手紙で伝える。
主人公のヴァイオレットは、素直で機械のような少女でした。
自動手記人形の業務は自ら望んで選んだのですが、初めは悪戦苦闘。
人の気持ちの奥まで読み取れず、手紙も、手紙でなく報告書のような文面
でも、報告書のような文面から
当初では考えられないような文章を書き上げるまで成長します!
ヴァイオレットの書き上げた手紙たちは送り主の気持ちを伝えていきます
それは送り主が、生きている時かもしれない。死んだ後かもしれない。または人伝かもしれない。
手紙は気持ちを伝える手段のひとつで、携帯でのメッセージ交換が主流の今ではなかなか疎遠になりつつある手段ですが。
伝わったときの思いに、伝えてもらった側の気持ちに、共感してしまう内容でした。
登場人物たち と 花言葉
アニメでギルベルトが「ヴァイオレット」と名付けた時、花を見て名付けていました。それで「ヴァイオレット・エバーガーデン」の登場人物たちは、花が由来の名前が付けられ、花言葉が人物たちの性格や希望を表しているのではないかと!
ヴァイオレット・エバーガーデン
- 孤児で、元軍人
- 機械のようで人形のような少女
- 自分の意志を持たない「戦闘人形」といわれをもち、戦闘能力も高い
- 大戦で両腕を失い、今では義手をつけている。
- 育て主で上官のギルベルトを慕っている
- 最後のギルベルトと生き別れた時に「愛してる」の言葉をもらい、それが何を意味するのかを知りたく自ら「自動手記人形」の仕事を志願した。
- 名前の「ヴァイオレット」はギルベルトにつけてもらった。「エバーガーデン」は現在の後見人の姓。
「ヴァイオレット」は和名で「すみれ」の花のこと。命名したギルベルトが「紫のすみれの花」を見て「ヴァイオレット」と名付けました
紫のスミレの花言葉は、「貞操」「愛」「小さな幸せ」
きっとギルベルトは、何も知らないヴァイオレットに「愛」を知って欲しかったのではないかと思いました
ギルベルト・ブーゲンビリア
- ヴァイオレットの育て主で上官
- 大戦後行方不明になる
- 兄からヴァイオレットを引き取り、兄には「道具として扱え」と言われるがそんな事は出来ず、名を与え、いつしか愛するようになる。
ファミリーネームの「ブーゲンビリア」が花の名前。
花言葉は、「情熱」「あなたしか見えない」、「薄情」
「薄情」の言葉に対して正反対の言葉をも持つ。ブーゲンビリア兄弟のお互いの性格を表したかのような花ですね
でも、映画を見た後だと「薄情」の花言葉も的を得ている感じがします
クラウディア・ホッジンズ
- C.H郵便社の社長。元軍人。
- ギルベルトとは親友
- 大戦中にギルベルトからヴァイオレットのことを頼まれていて、ヴァイオレットのことを見守っている。
名前の「クラウディア」が花の名前。
花言葉は「思いやり」「名声」
ヴァイオレットを優しく見守る彼の性格を表したかのような花言葉ですね。「名声」は彼の野心のような気がします 笑
カトレア・ボードレール
- C.H郵便社の創設メンバー、自動手記人形(ドール)。売れっ子のドール。
- 魅惑的な大人の女性で、入社したてのヴァイオレットのことを気にかけてくれている。
名前の「カトレア」が花の名前
花言葉は、「魔力」「魅惑的」「成熟した大人の魅力」「魅力」
花の色関係なく、大人の魅力をもったナイスバディの女性を彷彿させられます。実際にアニメの彼女もそんな女性です。花言葉にふさわしく魅力的で、仕事ができて、憧れの女性です
アイリス・カナリー
- C.H郵便社の自動手記人形(ドール)
- 田舎の生まれだが、失恋を機に働く女性に憧れ、上京してきた
名前の「アイリス」が花の名前
花言葉は「希望」「信じる心」「吉報」
失恋から希望を持って家を旅立った彼女らしい花言葉です。
ベネディクト・ブルー
- C.H郵便社の創設メンバー。配達員。
- ハイヒールの靴を履きこなし配達している
- カトレアとはいつも喧嘩をしている。ヴァイオレットのことを影ながら見守っている
名前の「ベネディクト」が花の名前
花言葉は、「精神美」「旅人の喜び」「策略」
「精神美」を辞書で引くと「汚れてない心」。なるほど、青年だけど、少年のような無垢な心を持った彼を表すのに適した花ですね。
おわりに
まだ映像でしか、拝見していないので
ぜひ本の方も読みたいなあ、と思います!
映像では、主人公のヴァイオレットのお話でしかなかったのですが、周りのキャラクターたちも個性あふれていて、もっともっと内容が知りたくなるようなキャラクターたちでした!!
本を読み終えたら、続きを書きたいなと思います!
3日間で映像を制覇してしまったんで、思わず残したくて書いてしまいました 笑
ありがとうございました