【随時更新中】

『少年陰陽師』登場 妖・または敵 ネタバレ含まとめ

 

【随時更新中】『少年陰陽師』 登場人物のネタバレ含まとめ① 安倍家と十二神将再読の度に、更新していく予定です! 読んでます!! 主に自分のための自分のために、まとめた角川ビーンズ文庫『少年陰陽...
キカゼ
キカゼ
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ここでは主に人でないモノを載せてます!

登場妖怪たち

雑鬼

  • 京の都に住む妖。
  • 晴明が若い頃から知っていて、顔見知り。
  • 安倍家にも出入りをしていた。昌浩が3つの頃からは出入りできない
  • 昌浩の事を「晴明の孫」「孫」と呼ぶ
  • 昌浩が夜警に出てる時、恒例のように「一日1潰れ」に向かってくる
  • 昌浩のことを「あれでいてなかなかどうして切れ者」と評してる
  • 都中の妖は「藤原の姫」が見鬼持ちというのを知ってる。そのため、入内した姫が「藤原の姫」(=彰子)でないことを推測した
  • 物の怪のもっくん の正体を知ってる

 

車之輔

  • 昌浩の式になった妖
  • おとなしい気性で害意や悪意というものがない。気は弱いが優しい妖
  • 人語は解すが話せず、昌浩とは話せないので、もっくん が通訳をする
  • 実は結構妖力が強い。だから、徒人の目にも映ってしまうこともある

 

猿鬼

  • 猿に似た三本角の妖
  • 彰子を「お姫」と呼ぶ
  • 彰子に名前を貰う
  • (天狐編③の時)彰子を安倍邸の外へ出してしまった

一つ鬼

  • 一本角の丸い妖
  • 彰子に名前を貰う

竜鬼

  • 三つ目の蜥蜴
  • 先2匹の妖の名前を羨み、彰子に頼んで名前を貰う

 

九尾

  • 異国の大妖
  • 凌壽でも身がすくむほどの苛烈な妖気を持つ
  • 太刀打ちできるのは天狐族最強の天珠を持った晶霞だけ

 

窮奇編

窮奇

  • 異国の大妖怪
  • 大鷲の翼、虎の四肢、黒と金の毛並み、しろがねの眼
  • 大妖・九尾との死闘に負け、日本に逃げ延びた
  • 九尾との闘いで傷を受け、療養している
  • 妖力を戻すために、霊性の高い人間の肉・藤原彰子を狙っている
  • 水を媒介に都の人たちを攫っていた(神隠しの真相)
  • 水面の裏側、水鏡の向こうに作られた世界に潜伏していた(『鏡の檻をつき破れ』の時)

 

シュン

  • 巨大な鳥
  • 天下に大戦が起こると言われている

  • 巨大な鳥
  • 邑はおおいに旱する

挙父

  • 猿によく似た、腕に横縞のある姿
  • そのかたちさるの如くで、文のあるかいな、豹の尾

土螻

  • 白い羊に似た姿、褐色の目

 

 

風音編

宗主

  • 風音の主。智鋪の宮司。道敷の宮司
  • 風音曰く、冷酷で情けなど持ち合わせてはいない
  • 都から西にいる
  • 黄泉の扉を開く ことが長年の野望
  • 智鋪地神という独自の神を祀る一派として信者を集め、宗主として君臨し、道道反の封印を砕こうと画作している
智鋪地神

記紀に記された神々と朝廷に、存在を抹殺された神

宗主は、50余年前に託宣を受け、埋もれていた智鋪地神信仰を復活させた

  • 目的:黄泉の軍勢を解放し、地上を根の国の属国にする
  • 神代からの悲願
  • 「智鋪」に意味が?「道敷」を崇めてる?
  • 50年前に晴明が倒したはずだった➡︎死んだ岦齋の骸に憑依していた
  • 風音の成長を待ち、黄泉の扉を開くために利用した

 

  • 人々の(狂信的)信仰を集めていた
  • 生き神となっていたが、失踪(したことになってる(『真紅の空』))。社に仕えていた者も糸が切れたように倒れる(死者に偽りの命を与えた傀儡だったもの)

風音

  • 市女笠をかぶった女で登場。20歳ぐらいの年頃
  • 黒曜の瞳。長い髪を結い、さらに二つに分けて縛っている
  • 首から下げてる紅い勾玉(道反の巫女の耳飾り)を大事にしてる。母の形見と教えられた
  • 鳥(頭が2つ)と話せる?
  • 凄まじい霊力の持ち主

 

  • 九州の大宰府にあった墓を暴く(穂積諸尚の墓)。宗主の命令で、蛇血の反魂術で黄泉の扉をこじ開け穂積諸尚の魂をこの世に呼び覚ました
  • 晴明にある人(=宗主)から「手を組まないか」と言伝、断られたので命を狙う
  • 晴明の離魂術を初見で見破る
  • 蛇血の反魂術の余波により、別のものもこの世に呼び覚ましてしまった。黄泉の風が吹き出し化け物に影響を与えてしまった
  • 手違いで呼び戻してしまった防人を探していた

 

  • 10年前(5巻『六花に〜』時点から)に宗主の命令で、昌浩を殺すために池に突き落とした妖を放った昌浩は、最大の障壁だと言ってる
  • 宗主は風音の育ての親?。恩人。両親を失った後育ててくれた
  • 宗主の命令で、黄泉の扉 を開こうとしている。開くために神の血が必要だからと、(宗主は)脩子を贄にしようとした。風音は騰蛇を推す
  • 内親王脩子を利用するために、一条院に女房として紛れ込み、連れ去る。利用したが、脩子の寂しさの感情にかつての自分を重ねた
  • 父は榎岦齋(?)。父を殺した十二神将・騰蛇を恨んでる
  • 望みは、晴明と騰蛇により黄泉に落とされた母を、この世に呼び戻すこと
  • 宗主に、十二神将・騰蛇が父を手にかけて、母を晴明によって千引磐の向こうの黄泉に落とされた。と聞かされてきた
  • (晴明曰く)道反の巫女の生き写し

 

  • 風音と共にいる、双頭の烏
  • 人語を話せる(左側)。男の声(=榎岦斎の声)
  • 左側:「宗主様」と呼ばれている/右側:嵬
  • 左頭は、十二神将・六合の攻撃によって無くなる

 

穂積諸尚ほづみのもろなお

  • 風音が黄泉還りの呪法で起こされた怨霊
  • 昔は都にいた貴族
  • 呪詛を行ったとして九州、大宰府に左遷された貴族。でも、実は罠に嵌められてた。嵌めたのは藤原伊尹、行成の祖父。
  • 敏次に憑依して、行成に呪詛をする

 

防人

  • 昌浩に憑依した霊
  • 「帰りたい」と想いが強く訴えるも、「どこに」帰りたいのか忘れてしまった
  • 晴明の占「生者のたどり着けない異界の地より、風が吹く」、その風に導かれて都に来た、と思われる
  • 「天地の神に幣置き齋いつついまわせわが夫吾をし思はば」の詠から昔、九州北部沿岸の警備の任に着くために、東国から集められた者たちの防人と判明。任期を終える前に亡くなったものと思われる
  • 実は高淤の神に示されて、都の方(昌浩の方)へきた
  • 幼い頃から一緒に育った妻との約束で、死しても「帰りたい」と願っていた

 

屍鬼

  • 瘴気と共に黄泉からはいでてきた、根の国の住人
  • 十二神将・騰蛇の体に宿り、昌浩を傷つける
  • 生者の魂を嫌う。もてあそび、嬲り殺すことを好む
  • 本体は黄泉にある。騰蛇の体は借り物。道反の封印を解くために、騰蛇の体を贄にする気

 

天狐編

天狐族
  • 天にも通づる力を持った、甚大な通力を持ってる。異形の狐
  • 神に通ずる(人の思いで生み出された十二神将より高い)、だが、神に近しいだけで神ではない
  • 同族の危機を察知する、騒ぎ立てる
  • 情が深い(高淤たち神の理解の範疇を超える)

天珠

  • 天狐の命。奪われれば天狐は死ぬ
  • 天珠の力を使い果たせば珠は砕け散り、持ち主の天狐も死ぬ。そして、天珠の力があれば、命を存えさせられる。でもそれはその持ち主の命と引き換え。
  • 天珠は天狐の身の奥深くにある、心臓が形を変えたもの

 

  • 天狐の力は、人の身を削り、人の魂を削る。削がれていく霊力を補おうとして異形の力が覚醒に近づいてく
  • 一度たがが外れるが外れてしまうと、天狐の血を人間の身で抑えることは難しい。人の心を保つ努力をおこたると、天狐の血に呑まれてしまう
  • 天狐の血は、近ければ近いほど共振する。声も血で繋がってしまう

 

  • 天狐族は穏やかに暮らしていた。長命な天狐は子どもの出席率が低かった

 

晶霞

  • 天狐族
  • 甚大な神通力を秘めてる。天狐族最強の天珠を持つ(凌壽が狙っている)
  • 凌壽は弟
  • (当時の人に)白い神様と呼ばれていた妖
  • 昔(何百年も前)、悪い化け物(傲狼)を封じた。面倒がらずに倒しておけばよかったと後悔してる。
  • 腕は雪より白く、その身にまとう衣は薄物で寒々しい。左腕と両足首を鈍い銀色の環で飾り、首にも透き通った一連の飾りを提げてる。胸元を飾るの1番大きな玉は薄い蒼の天珠
  • 腰より長い白銀の髪。双眸は、月影のような青灰。容貌は少女のよう
  • ずっと身を潜めていたが、傲狼を倒すために出てきた?
  • 傲狼に心を壊された人を元に戻した(過去の自分が面倒がった惨事のため)
  • 貴船の神・高龗神とは旧知。「高淤」と呼ぶ。
  • 全国を転々としながら、京の都には近寄って来なかった。眷属(晴明)が凌壽に見つかり、戻ってきた?
  • 感情の読めない目。(高淤の神曰く)昔から本心をあまりみせることがない
  • 晴明の延命の術を知ってる(天狐編③)➡︎ 天珠を使うこと ➡︎晴明に天珠を渡す
  • 凌壽を倒さない理由がある? ➡︎実の弟
  • 何十年か前、身を隠す直前に九尾に深手を負わされ、日本に逃れてきた。

 

  • 晴明の母。
  • 九尾から逃れたとき、(のちの夫)益材に助けられた。いつしか心を通じて、子(晴明)を生した
  • 子の「名」を呼ぶことは出来なかった。呼べばその声は血を通じて凌壽にも聞こえてしまうから。子も見つかってしまう
  • 人に模していた時は黒髪だった
  • 「母」と呼ばれてみたかった。叶わないと思っていた、ただひとつの願い。そして、叶った
  • はじめから、自分の天珠を使って、晴明を救う気でいた。晴明に天珠を渡し、高淤の神の前で土に還った

 

凌壽

  • 天狐族
  • 「同族殺しの凌壽」。九尾の軍門に下り、生きながらえてる(晶霞曰く、天狐族の恥)
  • 晶霞の弟
  • 奇妙に白すぎる肌。整っているものの吊り上がりぎみの目は細く、唇はちの通わない屍蝋の色をしてる。鴉の羽根のような漆黒の長い髪はざんばらで、身動きをするつどばさりとうねる。双眸は鉛色
  • (天狐編①で)祠を開けるように促し、傲狼の封印を解き、晶霞をおびき寄せようとした ➡︎天珠を奪い、九尾に渡すため  ➡︎すべての天珠を持ち帰らないと、九尾に殺される(死にたくなかった)
  • 何十年か前に、晶霞を追い詰めて、逃げられた。九尾に命じられ、晶霞を殺しに追ってきた
  • 十二神将にも気取らせないよう存在を巧妙に掻き消し、土御門殿に向かう晴明を凝視してた(天狐編②『光の導〜』)
  • 晴明が人と妖の混血、と見抜く
  • (天狐編①『真紅の空〜』で)昌浩のことを見てた(らしい)。昌浩と晴明が血縁と見抜く
  • 髪:触れる箇所から精気を奪う。冷気が全身に侵入し、意惟も気力も根こそぎ奪う。
  • 安倍邸の結界を打ち破るのは骨が折れそうと思うらしい
  • 天狐族の安穏な生活が嫌で嫌でたまらなく、最後まで凌壽を庇っていた晶霞を裏切った
  • 昌浩の魂を天珠に変えるために、(天狐編④〜)狙い始める
  • (天狐編④)堕ちた章子に、天狐の血を埋め込む(天狐の呪詛)

 

丞按

  • 墨染の僧衣をまとい、手に錫杖、網代笠をかぶってる僧。怪僧。
  • 瞳は冥い光を宿してる
  • 憎悪の念をある邸に住む者に向けてる ➡︎藤原一門を滅ぼしたい ➡︎一族すべてが藤原の刺客によって惨殺された ➡︎目的は、藤原兼家の後継を滅ぼすこと
  • 正月(昌浩14歳時)を過ぎた頃に、藤原一門の子どもを誘導し、左大臣家の長男を幻妖に襲わせた ➡︎藤原の姫の入内が決まってから幾度となく策を講じていた
  • 想像を絶する法力。十二神将を抑圧する程の力を持ってる。神封じの術を扱える
  • 凌壽の力(髪)を借り、大きな力を得ている
  • 玄い陽炎を背負ってる ➡︎化け物・羅刹を食って、力を取り込んだ(その術を大陸では『巫蠱ふこ』と呼ぶ) ➡︎起屍鬼の法を使っていた
    • 起屍鬼の法:共食いをした羅刹を取り込んだ丞按の中で、同じように死霊を共食いさせ、おぞましい力の持つ化け物に成長させる術。皆殺しにされた一族の魂を巫蠱の材料に仕立て上げていた
  • 昌浩が、かつての捨てた自分に似ていると思った

 

 

  • 弟•、妹•がいた。今の名前が死んだ2人から取った
  • 渡来した小さな一族。藤原兼家(道長の父)の抱えていた呪師
  • 都から離れた山間に住んでいた
  • 兼家に厄介な依頼をされ、結果が兼家の願った時より遅く「しくじり」とされ、刺客に一族皆殺しにされた
  • 一族は、それほど強い力はなかったが、術の効果が絶大だった。その理由が、封じて持ち込んだ羅刹の存在
  • 羅刹を上手く使えば、一族は潤った。慎重にそれを守り、伝えていた。
    直系の人間が・・・・・・代々、受け継いだ。言い伝えでは、羅刹の血を継いでいる

 

羅刹鳥
  • 祖父のそのまた祖父が大陸から持ってきた。一族の秘物
  • 一族が伝えていたかめ(中に無数の羅刹)を封じていた。決して解放してはならない、と伝えられてた。終生守り、次代に伝えていた
  • 大陸から渡ってくる時に、どうしても捨てることができなかった
  • 人を食う化け物
  • 甕の中で、互いに争い共食いを重ねて、幾つもの意思をもつ1匹の化け物になっていた

 

  • 変身能力を持ち、人間の眼球を好んで、襲撃しては喙で刳り貫く。内腑をえぐって貪り食う。雛を吐き出し、手足のように使う異形。
  • 親鳥は身を隠し、雛鳥のみが表に出てくる。
  • 黒い鳥。太い喙、翼を広げると3丈近く。足は枯木みたいに細くて、鶴に似ていた
  • 中宮章子を取り込む

傲狼

天狐編①

  • 祠の化け物
  • 石を組み合わせた祠
  • 藤原道長所有の荘園(山代郷)近くにある。郷から少し外れた入海のごく近くにある
  • 郷では「近づいてはいけない」「悪しきものが祀られている」「化け物とその手下が封印されてる、封じ込められてる」と言われてきた。
  • 祠に近づくと「開けろ」と声がする、恐怖を感じる。その後、原因不明の病に臥せる。
  • 郷の男の祖父のさらにその祖父が子供の頃、西方(西国)から風に乗って現れた化け物。暴れまわっていた化け物はある夜を境にぱたりと消え失せた。代わりに郷から離れた場所に、小さな祠が作られていた
  • 仇敵・晶霞の甚大な力で祠に封じられていた
  • 水獣を従えている(5匹)。人の心を壊す。記憶を逆行させ、人を翻弄し、諍いと争いを起こして楽しむ異邦の妖異。人間は餌
  • 壊された心は元には戻らない
  • 窮奇と同等の体躯。二尺ほどの暗灰色の長毛に全身を覆われて、顔面は人に酷似してる。口だけが異様に突き出て、鋭利な牙を覗いてる
  • 晶霞に退治される

 

おわりに

まだ完成ではないです!

完成には程遠いですが、、、、随時更新をがんばります!!!

【随時更新中】『少年陰陽師』 登場人物のネタバレ含まとめ① 安倍家と十二神将再読の度に、更新していく予定です! 読んでます!! 主に自分のための自分のために、まとめた角川ビーンズ文庫『少年陰陽...