天狐編 第3弾
少年陰陽師 第11巻
(2024/10/06 12:01:22時点 楽天市場調べ-詳細)
「……じい様に…生きていて欲しいんです…っ!」
時は平安。大陰陽師安倍晴に、命の刻限が迫っていた。彼の、そして孫の昌浩の中にも流れる天狐の血が、その命を削っているのだ。大好きなじい様を助ける方法を探そうと、懸命になる昌浩。だがそんな中、昌浩と彰子は、天狐・晶霞と凌壽の確執に、さらには中宮章子を狙う怪僧・丞按の攻撃に、いやおうなく巻き込まれていく……。加速度的展開の”天狐編”!!bookより
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時は平安。大陰陽師・安倍晴明が倒れた。眠っていた異形の力、天狐の血が、その命を削り始めたのだ。晴明を救う方法を探す末の孫・昌浩だが、彼自身も天狐の血に生命を蝕まれつつあった。そんな最中、中宮・章子は、藤原氏を恨む謎の怪僧・丞按にとらわれ、また彰子も天狐に連れ去られてしまう。立て続けに起こる事件に、昌浩が下した決断は―!?大人気シリーズ「少年陰陽師天狐の章」第3弾!!
bookより
『冥夜の帳を切り開け』感想
昌浩 vs 成親
安部の邸の秘密があること
ニヤニヤ
ハラハラ
晴明の運命がどうなるかが、、、、
という緊迫したムードなのに、昌浩の兄・成親が昌浩と彰子のことで、本人たちの知らないところで外堀を埋めています。それはもう楽しそうに 笑
いつか読んでいて役に立つかも?
キーワードになるかも?
(今の時点では分かりません!すみません!土下座!!)
のつけた項目は話の中で答えの出だものです!
3巻までに気になったところです
- 今まで見たことのない類の、でも元からこの国にいる妖(大土蜘蛛)の出現。異邦の妖を狩っている巨大百足が西の方から現れる
- 恐るべき『 闇 』が胎動。
「闇が覚醒する前に異邦の妖(=窮奇)を殲滅しなくてはならない」と教えてくれた?
⬇︎
異邦の妖のせいで、
大蜘蛛、大百足は、道返の守護妖
「胎動の激しさ」=「黄泉の扉が開こうとしている」こと
4巻で気になったところです
- 風音の目的
- 道反の巫女 晴明は風音に似た面差しの人を知っている ➡︎
- 国の大事が起こるとき、塚が鳴動すると言われてる 『将軍塚が鳴動した』:
- 大百足の言葉
『胎動が強まった』
『時は少ない。阻まねばならぬ』
『日の沈む地。闇より深い根の国。目覚めさせてはならぬのだーーー』
⬇︎
「黄泉の扉が開こうとしている」こと
「黄泉の扉を開こうと画策している者」= 智鋪の宮司
5巻で気になったところです
- 智鋪の宮司が岦斎の亡骸を憑代にしていた 風音の話していた鴉の声の主は、晴明の死んだ友・榎岦斎のものだった ➡︎
宗主の目的 ➡︎ 黄泉の軍勢を完全に召喚する こと
風音の目的 ➡︎ 黄泉に落とされた母をこの世に呼び戻すこと
風音の目的は、宗主と呼ばれる者の目的?
彼女=道反の巫女
風音に似た面差しの彼女は、行方知れず
6巻で気になったところ
- 父じゃなかった
岦斎が死んだのは50年前。風音の見た目の年齢は20代
風音の父は、榎岦斎? ➡︎ - 憑代を移してで生き延びている?! 宗主は50余年前に死んだはず、、、、➡︎
- 道反の巫女の耳飾り 風音の持っている勾玉は、
- 智鋪の宮司は、智鋪地神という独自の神を祀る一派。道反の封印を砕こうと画策している者
7巻で気になったところ
- 「智鋪」=「道敷」?
- 道敷を崇める者が智鋪の宮司?
- 黄泉の扉を開くことは神代からの悲願?
- 巫女は「道敷」について知っている?
- 宗主は本当に死んだのか????
- 六合に紅い勾玉を託した意味は?
※8巻は番外編の『うつつの夢に鎮めの歌を』です
9巻で気になったところ
- 祠を開けるように促した人物?
- 祠に封じた傲狼の仇敵・晶霞は何者? ➡︎天狐
- 昌浩が祠を封じていた石に触れたときに生じた、仄白い炎とは?白い炎とは? ➡︎天狐の力
- 晶霞のいう「厄介なこと」とは?
- 道反の聖域への言伝とは? ➡︎昌浩の天狐の力を鎮めるための丸玉の用意
10巻で気になったところ
- 六合の持っている勾玉。紅みが増しているように玄武には見えた。六合の感情に反映している?
- (青龍曰くの)晴明は下手に放っておくとそれはそれでいろいろ厄介な事態に巻き込まれ、あるいは引き起こして、重大事件に発展し命がけになることもままある。それは、晴明の妻若菜が存命で子どもたちが生まれる前の、信州の一件の折りもそうだった。の、信州の事件とは?
- 晶霞は、苦労して都から目をそらさしていた?高淤の神はその理由を知っている?
- 高淤の神の言うこれから起こる悲劇とは?
- 守護妖・百足の殺気の理由は?
風音は、聖域の殯の宮で眠っている
『冥夜の帳を切り開け』ネタバレあらすじ
晴明の運命
晴明は天空に、のちの身代わりを頼むみます。
本来の天命までの間の自分の存在がまだ居るかのように身代わりをしてほしい。と
晴明は自分の寿命を知っているみたいですが、それは明らかになってません
昌浩、高淤の神に「祖父のさだめを変える方法がないか」を聞きにきましたが、高淤の神の返答は「できない」でした
「未だにさだまらぬ星宿。この神が手を出せる余地はない。いずれかの星宿がさだまれば、あるいは手を貸してやることもできるが、いまはまだそのときではない。ーー赦せ」
それは「さだまらぬ星宿」がさだまれば、晴明の天命は延びるということなのか
高淤曰く、晴明の星宿は定まってない?ことを示しているかのようでした
でも昌浩は「星宿が、どうしても見えない」と苦悩しています
高龗神が言っていた「定まらない星宿」が「誰か」かも分からない
昌浩も十二神将も、晴明の運命を諦めたくないのに、晴明は受け入れています
ひとつだけ、かなえることはできないだろう願いをおいて、すべてかなったと、だから未練はない
と言っているのです。その願いは十二神将も知りません
昌浩は祖父晴明を救うために考え、考え抜いて天狐の力を使えないかと思い至りました
「天狐が、神にも通じる妖で、俺たちの中にその血が流れていて、それが命を削るんだろう?だったら、もしかしたら天狐は、それを止める術を知らないかと思って……」
「じい様の命を削る血の力を消すとか、そうゆうことができるんじゃないかと思って……」
外堀計画
昌浩は、陰陽寮で兄・成親で仕事場での安部家の噂(成親が嬉々として広めている?)を知らされ、その内容に絶句してます
「(中略)藤花殿にもよしなに」
と言われ、成親は帰京早々にも他の者から
「晴明様のお邸にどこぞの姫君が入られたんですね」
と聞かれ、嘘をついても仕方がないので
「それはうちの末弟の許嫁、未来の妻ですよ。年の頃もちょうど良いので本人はもとより家族全員一致でお迎えした次第、と。」
成親により、彰子との外堀を埋められ始められています。これは外堀を埋めると同時に、嫌がらせもありました。今の今まで彰子の存在を秘密にされた仕返しです 笑
これは敏次も知っている内容でした
中宮と昌浩
章子は、あの夜に見た少年の陰陽師が、陰陽寮にいる「安部昌浩」ではないかと思い、会ってみたいと思うようになります。内裏に戻る前にどうして助けてくれるのか。あの言葉の意味を聞きたい。からでした
行成経由で、中宮が昌浩に会いたいと申し出が伝えられます
行成は、「中宮=彰子」と思っているので、昌浩と彰子が顔見知りなのも知っています。だから中宮が昌浩に会いたいと思うのに疑問を持っていませんでした
昌浩は中宮が「会いたい」と思う理由が分からないが、紅蓮と六合が何かを察していました
章子との実際の対面時、昌浩は近くにいる女御に不審に思われないように短いやり取りで
「………明け方に」
「病が篤いと伺っておりますのに、早々と目を覚まされているのですね。何かご覧になりましたか」
「……陰陽師」
「はい。ーーー陰陽師は、帝を、ひいては…土御門の姫を、お守りする所存でございます。東三条とは随分勝手が違いましょう。それに、中宮の里はこの土御門。藤壺とともに、これよりは馴染みの深くなる邸になられますゆえ」
「……わ…たくし…は…」
「御安心なされませ。……約束を違えることは、決してないのだと、申し上げます」
夜明けに会ったことを中宮に伝え、「中宮=彰子」でないと知っていることを伝えます
東三条の姫 ➡︎ 彰子
土御門の姫 ➡︎ 章子
章子は昌浩の言葉に、緊張の糸が切れて安堵します
成親 vs 昌浩(外堀計画②)
昌浩は丞按と凌壽からの対峙後に家に帰ると、昌浩の部屋には兄2人と彰子がいました
彰子の存在は、昌浩の嫁、成親たちの義妹として親戚に広まりつつある?ようです。
兄二人の訪問に「突然」と思いましたが、昌親曰く朝から訪問の計画をしていたみたいです。成親の妻から娘時代の衣装を届けられました
なんとか言い訳?をしようとしますが、成親に発言を先行させますが、昌浩は撃沈されてしまいます
昌浩が帰ってくる前に、成親は祖父晴明に2人ことを進言してました
『色褪せた花とはいえ、藤には変わりないですし。ここはひとつ、外堀から埋めていこうかと思案してる次第です。あれは鋭いところを突くくせに鈍いですからねぇ。一目瞭然なのに、当人に自覚がほとんどない』
いまはいいけど、先が思いやられるでしょう
弟思いの成親でした
凌壽の狙い
兄2人の見送りの時、昌浩は視線を感じます。その視線の正体は天狐凌壽
安部邸にいる彰子をみて、中宮とそっくりなのを知ります。それを知り、彰子と中宮を餌として使おうと画策をし、2匹の雑鬼も使おうとします
安倍家の周囲の結界は、天狐凌壽でも打ち破るのに骨が折れそうなほど強いらしく、晶霞をあぶり出すために晴明を使い、晴明をあぶり出すために昌浩、章子、彰子を使おうとします。
怪僧の正体と狙い
家に帰る前に対峙した怪僧のことを祖父に報告します。
名は丞按
狙いは藤原氏の終焉
昔から藤原氏のことを知っている祖父に ”何か知らないか” と聞きますが、晴明から見る道長は「度重なる幸運の末に現在の地位につかれておる」とのことでした
天狐の策略
章子は天狐凌壽に連れ去られてしまいます。
昌浩は雑鬼から土御門殿で凌壽が出たことを聞き、土御門に急ぎます
雑鬼はそのまま彰子会いに行きます。雑鬼は何の脈略もなくに彰子を安部家の家から出してしまい、彰子は天狐凌壽に連れ攫われてしまいます
晴明は、昌浩が土御門に向かい、彰子が凌壽に連れ去られたことを聞き、彰子を助けるために最後になるだろう離魂術を使います
彰子と章子は凌壽の作った空間に連れてこられていました
彰子は玄い化け物に追いかけられ、章子は丞按といました
昌浩、章子の危機に丞按と対峙
丞按は昌浩の登場に驚いていたがすぐに天狐凌壽の仕業と気づきます
凌壽の狙いは晶霞。章子と彰子、昌浩を使い晶霞をおびき出します
章子攫われる | 彰子が攫われる |
昌浩が助けに行く | 晴明が助けに行く |
晴明の危機 (晴明は消耗している) |
|
晶霞が出現 |
晶霞たち天狐は、晴明の延命の術を知っていました。
天狐の命・天珠の力があれば、延命が可能
晶霞は凌壽が他の天狐の天珠を持っていることを知らなかった。だから提言しなかった。でも、もうその天珠も使い果たされてしまいました
晶霞は凌壽より強いが、凌壽をまだ殺しはしない。その時でない。と、、、、
昌浩の覚醒
昌浩は彰子の僅かな声が聞こえ、彰子の元へ走ります
昌浩は彰子を助けるために天狐の力を解放してしまい、道反の丸玉がその抑制に耐えきれず砕けてしまいます
彰子を助けたが、昌浩の中の天狐の力が暴れ出してしまいます
晶霞も昌浩の力の解放を感じます
晶霞は、高淤に願った。眷属の命を留めて欲しいと
そして、彰子に支えられながら戻った昌浩の願いを高淤の神は叶えてくれました
おわりに
いつか読んでいて役に立つかも?
キーワードになるかも?
(今の時点では分かりません!すみません!土下座!!)
のつけた項目は話の中で答えの出だものです!
3巻までに気になったところです
- 今まで見たことのない類の、でも元からこの国にいる妖(大土蜘蛛)の出現。異邦の妖を狩っている巨大百足が西の方から現れる
- 恐るべき『 闇 』が胎動。
「闇が覚醒する前に異邦の妖(=窮奇)を殲滅しなくてはならない」と教えてくれた?
⬇︎
異邦の妖のせいで、
大蜘蛛、大百足は、道返の守護妖
「胎動の激しさ」=「黄泉の扉が開こうとしている」こと
4巻で気になったところです
- 風音の目的
- 道反の巫女 晴明は風音に似た面差しの人を知っている ➡︎
- 国の大事が起こるとき、塚が鳴動すると言われてる 『将軍塚が鳴動した』:
- 大百足の言葉
『胎動が強まった』
『時は少ない。阻まねばならぬ』
『日の沈む地。闇より深い根の国。目覚めさせてはならぬのだーーー』
⬇︎
「黄泉の扉が開こうとしている」こと
「黄泉の扉を開こうと画策している者」= 智鋪の宮司
5巻で気になったところです
- 智鋪の宮司が岦斎の亡骸を憑代にしていた 風音の話していた鴉の声の主は、晴明の死んだ友・榎岦斎のものだった ➡︎
宗主の目的 ➡︎ 黄泉の軍勢を完全に召喚する こと
風音の目的 ➡︎ 黄泉に落とされた母をこの世に呼び戻すこと
風音の目的は、宗主と呼ばれる者の目的?
彼女=道反の巫女
風音に似た面差しの彼女は、行方知れず
6巻で気になったところ
- 父じゃなかった
岦斎が死んだのは50年前。風音の見た目の年齢は20代
風音の父は、榎岦斎? ➡︎ - 憑代を移してで生き延びている?! 宗主は50余年前に死んだはず、、、、➡︎
- 道反の巫女の耳飾り 風音の持っている勾玉は、
- 智鋪の宮司は、智鋪地神という独自の神を祀る一派。道反の封印を砕こうと画策している者
7巻で気になったところ
- 「智鋪」=「道敷」?
- 道敷を崇める者が智鋪の宮司?
- 黄泉の扉を開くことは神代からの悲願?
- 巫女は「道敷」について知っている?
- 宗主は本当に死んだのか????
- 六合に紅い勾玉を託した意味は?
※8巻は番外編の『うつつの夢に鎮めの歌を』です
9巻で気になったところ
- 祠を開けるように促した人物?
- 祠に封じた傲狼の仇敵・晶霞は何者? ➡︎天狐
- 天狐の力 昌浩が祠を封じていた石に触れたときに生じた、仄白い炎とは?白い炎とは? ➡︎
- 晶霞のいう「厄介なこと」とは?
- 天狐の力を鎮めるための丸玉の用意 道反の聖域への言伝とは? ➡︎昌浩の
10巻で気になったところ
- 六合の持っている勾玉。紅みが増しているように玄武には見えた。六合の感情に反映している?
- (青龍曰くの)晴明は下手に放っておくとそれはそれでいろいろ厄介な事態に巻き込まれ、あるいは引き起こして、重大事件に発展し命がけになることもままある。それは、晴明の妻若菜が存命で子どもたちが生まれる前の、信州の一件の折りもそうだった。の、信州の事件とは?
- 晶霞は、苦労して都から目をそらさしていた?高淤の神はその理由を知っている?
- 高淤の神の言うこれから起こる悲劇とは?
- 守護妖・百足の殺気の理由は?
風音は、聖域の殯の宮で眠っている
11巻で気になったところ
- 晴明の天命はいつなのか?
- 高龗神曰く「未だにさだまらぬ星宿。この神が手を出せる余地はない。いずれかの星宿がさだまれば、あるいは手を貸してやることもできるが、いまはまだそのときではない」それは「さだまらぬ星宿」がさだまれば、晴明の天命は延びるということなのか
- 高龗神は昌浩を気に入っている。昌浩に、あまりにもたくさんのことがありすぎて、心にのしかかる重圧がつらすぎて、昌浩はそれを忘れてる
- 昌浩に「章子様を守って欲しい」とお願いしたが、彼ばかりに重いものを背負わせているようで、消沈してしまう
- 安倍邸がそこにある意味。都の鬼門封じで、結界でその地そのものを封じる役目を持っている。結界と邸に何が隠されているのか
- 晴明の「ひとつだけ、かなえることはできないだろう願い」は何なのか
- 丞按と藤原家の関係。どうして藤原家を狙うのか